ヨガの古典テキスト

ヨガの起源はインダス文明の時代、紀元前という遥か昔だと言われています。現在日本や世界中に脈々と受け継がれてきました。しかし、現代におけるヨガは肉体的、表面的な部分に偏って来ています。もちろんヨガは肉体的に変化していきますが、それだけを目的とするのはヨガの叡智の深さを考えるとあまりに表層部分でしかなく、ヨガを実践するならば内面的な健康を得ていかなければもったいない様にも感じます。ただ、日本では精神的な話になると敏感になり敬遠したり、宗教と勘違いしてしまう方も多くいらっしゃいます。まずはっきりと言える事はヨガは宗教とは似て異なるものです。

下記に紹介した書物は古典テキストと呼ばれ、ヨガの奥深さを学びたい方にはおすすめです。(翻訳されたものですので解釈にかなり幅があります)ただ、ROOTS YOGAでは書物を読みサンスクリットの単語をより多く覚える事はあまり重要視していません。なぜなら、古典テキストの言葉が本当の意味で何を示しているのかを自身が体感しない限り、本当の理解には至る事ができず、私たちはマットの外の人生に活かす事が出来ないと考えています。


まず大切なのは学び、実践し、実感して、マットの外の23時間をどう生きるかです。


それを理解した上で、ぜひ興味のある方は書物から学んでいただければ幸いです。そして、書物に書いてあることを体感する為にもクラスに参加したり、日々の練習を一緒にはじめませんか。

*Yoga Sutras ヨーガスートラ

ヨーガスートラは2〜3世紀頃Patanjaliパタンジャリが編纂したと言われています。内容は196のスートラ(箴言)から構成されています。特にアシュタンガヨガ(八支則)別名Raja yogaについて言及しています。

すべての人間はPrakriti(物質)Purusha(魂)から成るものであり、ヨガは肉体とマインドを分けて、魂を最も純粋な絶対性へと導くものであると述べています。

日本語で解説されている書物を紹介します。※著者によって解釈が異なりますので、鵜呑みにしないことをおすすめします


*Gheranda Samhita ゲランダサマヒタ

ゲランダサマヒタは17世紀後半期に編纂されました。ハタヨガテキストの中でも最も重要な一冊とされています。内容は7章(317節)で構成されています。21の浄化法、32のアサナ、25のムドラを含む102のヨガの練習法が書かれています。ここではヨガをShatkarma,Asana,Mudra,Pratyahara,Pranayama,Dhyana,Samadhiの7支則に分類しています。

現在日本語版は発売されていないため、英語版をご紹介致します。※翻訳者により解釈が異なるため鵜呑みにしないことをおすすめします


*Shiva Samhita シバサマヒタ

シバサマヒタは著者、制作年数も不明ですが、17世紀後半から18世紀初頭に書かれたと言われています。内容は第三章で構成されています。第一章はヴェダンタによる非二重性、第二章は深遠なる人間の肉体の解読、第三章は呼吸のコントロールと3つのヨガの到達点について(3つのヨガとはGhataAvasta,Parichaya,NishPtti)第4章はムドラとバンダについて、第五章はヨガ道でヨギーが陥りがちな障害とチャクラ、高度なヨガの域に関して説明されています。

特徴は、たとえ家庭を持っている人間でも、適切にヨガ道を遂行し、執着と別離すれば、魂の解放が得られると述べられています。現在日本語版は発売されていないため、英語版をご紹介致します。※翻訳者により解釈が異なるため鵜呑みにしないことをおすすめします


*Bhagavat Gita バカバットギータ

バガバットギータは18章で構成されています。ロードクリシュナとアルジュナの会話形式をとりながら3つのヨガの潮流について書かれています。(3つのヨガとはJnana yoga,Bhakti yoga,Karma yoga)そして同時にアサナをどのような場所でで練習すべきかなどにもふれられています

こちらは日本語でも書かれた本があります。※翻訳者により解釈が異なるため鵜呑みにしないことをおすすめします


*Hatha Yoga Pradipika ハタヨガプラディピカ

ハタヨガプラディピカはSwami Swatmaramaによって書かれた、ハタヨガの哲学と実践的練習法のテキストです。内容は4章(389項目)からなり、第一章はasana(アサナ)、第二章はpranayama(プラナヤマ)とshatkarma(シャットカルマ)、第三章はmudras(ムドラ)とbandha(バンダ)そして最終章はSamadhi(サマディ)という最終ステージに関して書かれています。

現在日本語版は発売されていないため、英語版をご紹介致します。※翻訳者により解釈が異なるため鵜呑みにしないことをおすすめします